女性が考える“雰囲気の良い職場”とは? 

著者:donghai    日付:2018.11.15

雰囲気の良い職場の条件とは何だろう? ──エン・ジャパン(東京)が運営する「エンウィメンズワーク」を利用している女性ユーザー328人を対象に実施したアンケート調査によると、挨拶、助け合いを挙げる人が多かった。 
 
「職場の雰囲気」をテーマにしたこの調査では、最初に「転職活動において、職場の雰囲気に関する情報を重視するか?」を聞いたところ、92%の人が「重視する」(非常に重視する:43%、まあまあ重視する:49%)と回答し、年代別にみると、20代は30代・40代に比べて、「非常に重視する」(57%)が目立った。
 
「転職活動において、職場の雰囲気をイメージしやすくなるのはどのような情報か?」との問いに対する答えトップ3は「一緒に働く人の様子」(81%)、「職場の平均年齢」(44%)、「職場の男女比」(36%)に。年代別では、20代は「産休・育休からの職場復帰率」(37%)、30代は「産休・育休の取得率」(19%)、40代は「職場の平均年齢」(55%)、「職場の人数」(27%)、「勤務地」(9%)の回答が多く、年代によって感じ方に違いがあるようだ。 
 
雰囲気の良い職場の条件を尋ねると、最も多い回答は「挨拶がきちんと交わされている」(84%)。回答した人からは、「会話はなくても、挨拶は最低限のコミュニケーションとして必要だと思うから」(27歳)、「朝の挨拶があるだけで、一日が気分良く始められる」(32歳)という声が出ている。 
 
次いで多かったのは「互いに助け合っている」(81%)で、「どんな仕事も、チームワークが大事だと思う」(24歳)、「お互いにフォローし合えるということは、信頼関係ができている証だから」(37歳)などの意見があった。 
 
「職場の雰囲気を良くするために行なっている(行なっていた)ことはあるか?」との問いには、68%の人が「ある」と回答した。 
 
具体的に行っていることとしては、「小さな事でも積極的に誉めたり、お礼の声かけをした」「 “挨拶活性化委員会”を作り、社内で挨拶する風土づくりをした」「朝礼で、その日が誕生日の人を発表。みんなでお祝いする」「役職関係なく、全員で社内の掃除を行なっている」などが寄せられた。